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1993
デジタルコンテンツの企画・制作プロダクションとして設立。
設立母体となった『maze』の頃より、まだ黎明期にあったマルチメデイアコンテンツの制作を主な事業内容としていました。媒体がフロッピーディスクからCD-ROMに移行するタイミングでした。ネットからコンテンツをダウンロードするような環境が整ったのは、ごく最近のことです。1994年に『bekkoame』等のプロバイダーが営業を開始するまでは、インターネットへの接続は非常にハードルが高いものでした。今では信じられませんが、IPアドレスを大学や研究機関、企業などから分けてもらう必要があったのです。プロバイダーのおかげで、個人や法人が簡単にインターネットに接続することができるようになります。ただ、契約料は月額万単位と、今と比べて高額なものでした。
1995
Windows95の発売を契機に、パソコンが一般家庭に急速に普及していきます。
マルチメデイアの需要も高まり、様々なコンテンツ、特に学習を目的としたCD-ROM制作を多く手がけた時期です。
1999
マルチメデイアコンテンツの制作と並行し、Webサイトの制作を受注するケースが増えてきます。
インターネット利用はPCが主流でしたが、この頃から携帯電話でもインターネットに接続できるようになりました。Web制作に『Flash』が本格的に導入され、インターネット上でリッチコンテンツが楽しめる時代がやってきたのです。PIP(Person in Presentation)の走りとなるコンテンツも多数制作しました。Web3Dや動画圧縮など、その後のインターネットメディアの基盤技術が、この頃次々と確立されていきます。
2000
型にとらわれず、様々なデジタルコンテンツを手がけることに。
BSデジタル放送が開始されるにあたり、データ放送コンテンツの制作を開始します。
さらにはゲームソフト開発にもトライしました。
PlayStation用ゲームソフト
【LATTICE (ラティス)】(2000年04月発売):音楽を細野晴臣さんに依頼
【くるくるキューブ】(2000年11月発売)
2002
ブロードバンド時代の幕開けに伴い、(株)ビジー・ビー、日本電気(株)と『ブロードバンド メディア ステーション』(BB-Station)サービスを開始します。
残念ながら、ナローバンドがまだ主流の時だけに、一歩か一歩半早すぎたサービスでした。
https://atmarkit.itmedia.co.jp/news/200201/11/busy.html
2005
携帯電話やパソコンの普及が爆発的に進むかたわら、CD-ROMなどの物理メディアは徐々に衰退し、Web上でコンテンツを閲覧することが一般的になっていきます。
UI/UXを重視するデザインが台頭し、Webサイト制作を事業の中心に据えていくことになります。
2008
クロスメディア展開を推進するトータル・クリエイティブ集団として【CO3プロジェクト】を開始します。
CM・映像:(株) タンデム、グラフィック:(株) アドビジョン赤坂、Web:(株) ヌーサイトの3社でアライアンスを結成。
日本でiPhoneが発売されるタイミングに合わせ、自社開発アプリを多数制作し市場に投入しました。
2013
Web制作にとどまらず、新たな事業に取り組みました。コワーキングスペース【ヌープラス アカサカ】を自社フロア内に併設オープン。クロマキー合成がリアルタイムで行える収録スタジオ【ヌープラス 見附スタジオ】オープン。(2016年に営業終了)
90年代後期から動的なWebサイト構築に利用されてきたFlashの終焉に伴い、HTML5への移行を始めることに。
2022
このところ世間を騒がせているメタバースや実用フェーズに入ったAIですが、技術的には何十年も前から研究されてきたものです。メタバースについては、何度目かの正直で今回ブレークする兆しもありますが、キャムズ(溝)を乗り越えられるかどうかは、人間側の進化度にかかっているのかもしれません。
10年先、20年先の世界を予測するのは不可能ですが、メディアがある限りそれに適合したコンテンツが必要になります。
技術やデバイスの変化に対応して、この先もコンテンツやプラットフォームを作り続けていければいいなと思っている今日この頃です。